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PRODUCTION CASE

制作事例

襖 明かり取り加工

  • 執筆者の写真: 大池建具店
    大池建具店
  • 2018年6月13日
  • 読了時間: 1分

更新日:2020年9月12日

以前納めさせていただいた襖に明かり取り窓を増設。


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当初(左の画像)は下部にのみに明かり取りを設けていました。もっと廊下に光を取り入れたいとのご希望でより大きな開口部を設けることにしました。



作業手順としますと…まずどのくらいの大きさの窓を開けるか線を書きます。次にその線に沿って鋸で穴をあけ、鉋などで断面を整えます。もともと窓を開ける予定はなかったので、このままでは下地が入っていません。開口部側面から木下地を差し込んで接着。これで下準備が出来ました。



開口寸法から額縁を製作。框周りに合わせて塗料を調色、塗装しておきます。塗料を乾燥させている間にガラスや樹脂パネルもカットします。今回は見え過ぎないように透明ではなく縦線のはいったプレートをつかいました。中空ポリカというプレートで中に空気層をもつので断熱性があります。光に透かすと(右の画像)独特の透け方が良くわかるかと思います。

組立てて完成!



部屋の中の明るさというものは家に住んでみてからでないと分からない部分もあります。生活の拠点となる自宅。少しでもストレスなく、より快適になればと思います。

© 2018 OIKE TATEGU TEN

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